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一人で行く海外旅行の計画の立て方、そして体験から学んだこと、注意点について(その5)

一人旅

 

会社を退職してから次の仕事が始まるまで2ヶ月時間ができたので、イギリスに一人旅することにしました。学生の時から何度か一人で海外旅行をしており、英語が通じることや先進国という安心感もあって、大して不安はなかったのですが、今までにはない様々な出来事に遭遇したので、これから海外への一人旅を計画している人の参考になればと思い、この旅で学んだことや注意したほうがいいことについて書きたいと思います。

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一人で行く海外旅行の計画の立て方

まずどのように計画を立てたかというと、私の場合2ヶ月間の休みとはいっても、研修や通院などの都合で日本にいなければならない日が何日かありました。その間の日で、最も長い期間日本を離れられる日程をまず探します。こうして出発日と帰国日はすぐに決定しました。次に、ガイドブックで観光したい場所とやりたいことを地域別にリストアップします。
イギリスの旅行であれば、ロンドン(大英博物館、バッキンガム宮殿、ロンドン塔、テートモダン、セントポール大聖堂、ビッグベン、ウェストミンスター寺院、ナショナルギャラリーなど)、コッツウォルズ、湖水地方、エディンバラ(エディンバラ城、ロイヤルマイル、ホリールード宮殿、ウイスキー蒸留所)、カンタベリー(カンタベリー大聖堂、聖アウグスティヌス修道院跡、カンタベリー博物館、買い物)などのようにです。
そしてこの中で自分一人では観光が難しい場所を中心に日程を決めていきます。海外旅行で困るのは交通手段です。レンタカーを借りる場合を除いて、鉄道やバスなどの公共交通機関を利用できない場合は、現地発着のオプショナルツアーを利用するしかありません。ツアーが毎日催行されているとは限らないので、必ず先に確認します。上記の場合では、コッツウォルズとウイスキー蒸留所見学のオプショナルツアーをまず調べ、日程を決定します。そしてそのツアーの発着場所がロンドンとエディンバラだったので、そのツアーの前後はロンドンとエディンバラに滞在することになります。また、カンタベリーは観光したい場所が少ないことや、ロンドンからバスが出ていて日帰りできることから、日程の調整は後回しとします。こうして、ロンドン、エディンバラ、湖水地方の順に移動することが決定します。
次に確認するのは航空券です。予算が限られている人にとって、航空券とホテルの値段は重要です。ロンドンだけでなく、エディンバラにも空港があるので、ルフトハンザ、フィンエア、日本航空、ブリティッシュエアウェイズなどのホームページで安い航空会社を探します。出発日と帰国日はすでに決定しているので、出発地も成田だけでなく関空やセントレアなどから国内での移動旅費を含めて最も安い航空券を探し、メモしておきます。格安航空券は、安いのは魅力ですが、時間に限りがある社会人にとって、何時の出発か日付が近くなるまでわからないので私は使いません。この時はセントレア発ロンドンの往復が最も安かったです。
こうして大まかなスケジュールが決定したので、あとは詳細を詰めていきます。ロンドン、エディンバラ、湖水地方の観光にそれぞれ何日必要かを考え、移動日の鉄道やバスの時間と値段を調べます。カンタベリーについてはロンドンからのバスの値段が最も安い日に行くこととしました。こうしてすべての日程が決定してから往復の航空券とイギリスでの鉄道とバスの予約をしました。そしてこれまでに使った金額を確認し、残りの予算でホテルの予約をします。イギリスはホテル代がとても高かったので、湖水地方ではB&B、ロンドンとエディンバラではゲストハウスに滞在することにしましたが、これが大きな失敗でした。

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一人で行く海外旅行の体験

パッケージツアーの海外旅行では、ホテルが2名1室の料金の場合が多く、一人の場合は追加料金がかかってしまいます。個人旅行では追加料金を気にする必要はなく、自分の好みのホテルを選べることが魅力です。しかし選択を間違ってしまうとひどい体験をすることになります。
この時私が泊まることにしたゲストハウスは、1階がバーで、2階以上が宿泊施設となっていました。駅から遠く、初めて行くときにすでに夜遅かったため、道が分かりづらく不安でした。またエレベーターがなかったため、重いスーツケースを持って階段を上ることとなり大変でした。この時は通りかかった他の宿泊客が手伝ってくれたのでとても助かりました。私が泊まったのは9人部屋だったのですが、他に3人、6人、12人、18人部屋がありそれぞれ料金が異なります。宿泊施設からどのベットを使うか指示がありますが、それを守っていない人がいて自分のベッドに誰かが使用した形跡がありました。そのことをスタッフに話すとすぐにベッドメイクをしてくれましたが、同室になる人にモラルがないと大変でした。
またこのゲストハウスでは24時間チェックインをすることができました。私のロンドン到着も夜遅かったので、当初はそれが利点だと思ったのですが、24時間チェックイン可能ということは、人がずっと出たり入ったりしているということです。同室の人でなくとも、深夜にドアを開けたり、スーツケースを持って階段を上り下りする人が頻繁にいるのは気になるものです。また、酔っている人がベッドを間違えたようで、悲鳴が聞こえたこともありました。海外でゲストハウスに泊まったがこれが初めてだったのですが、全く眠れず、ロンドンの思い出ではあまりいい記憶がありません。
海外旅行をするときにもう1つ重要なのが食文化です。海外の食事が合わないと、帰国するまでひもじい思いをすることになります。イギリスはヨーロッパで先進国なので、食事も美味しいだろうと思っていたのですが、全てが薄味で私は好きになれませんでした。アメリカや日本にもあるバーガーチェーンなら世界中同じ味が食べられるかと思ったのですが、それも当てが外れて食事には本当に困りました。
それからこの旅行で失敗したことは、ハイキングの服装と靴を用意していかなかったことです。イギリスはウォーキングが盛んで、ハイキングコースがたくさんあることを現地に着いてから知り、湖水地方で歩くことにしたのですが、簡単な地図と軽装備で山歩きをしたために道に迷ったり、沼に足がはまって泥だらけになったりと遭難してもおかしくない状況でした。

一人で行く海外旅行で学んだこと

私がこの旅から学んだことは、一生に1度しか行くことができない国かもしれませんが、諦めたり途中で引き返したりする勇気も必要であるということです。そしてそうならないためにできるだけ事前の準備が大切であるということです。一人で海外旅行するということは、困った時に誰も助けてくれないかもしれないということです。事前にしっかりとその国について調べておけば、食事がイマイチなこともウォーキングが盛んなこともわかったはずで、お菓子を持っていったり、地図や服装を準備したりすることができたはずです。
そしてWiFiが繋がらないこともあるので、地図は紙に印刷をして、できれば現地語で書かれたものがいいと思います。現地語でないと、道に迷って地元の人に地図を見せた時に読めないからと助けてもらえないことがあるためです。またホテルを決めるときはできれば駅の近くで探し、口コミにも注意しましょう。たとえホテルは寝るだけと思っていて、1泊や2泊なら問題なくても、長期滞在となると滞在環境は重要です。私はゲストハウスを今後もう利用しないと思いますが、学んだことが多い旅でした。

,h2>まとめ

以上、私のイギリス旅行の体験をもとに1人で海外旅行するときの注意点をまとめました。一人旅は事前の計画と準備が非常に大切だということを痛感した旅行でした。この計画と準備を怠ると現地での楽しみが半減してしまうこれから一人旅をしたいと考えている方は、計画と準備をしっかりして楽しい思い出を作ってください。

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