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TAKIBI

卒業旅行でおすすめの海外プランは?ケニアのサファリ、格安ツアー

卒業旅行

この春就職を控えている大学生の皆さんにおすすめな海外の格安旅行は、ケニアのサファリツアーです。
4泊7日で、エアー・インディア、またはカタール航空を使えば、格安でケニアに行くことができ、1週間でケニアの3大国立保護区のうち2つ、マサイ・マラ国立保護区、ナクル湖国立公園を満喫できます。
格安プランだと、機中泊→ナイロビ泊→ナクル泊→マサイ・マラ2泊→機中泊が、スタンダードな旅程です。
ケニアは、1月~4月までの卒業旅行シーズンは、小乾季にあたるので、雨の心配も少なく、サファリは絶好のシーズンです。

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卒業旅行おすすめプランはケニアのサファリ

ケニアに到着してからの卒業旅行のおすすめプランは、
ナイロビ1泊…散策やレストランの食事
ナクル湖国立公園1泊…サファリ
マサイ・マラ国立保護区2泊…サファリ
です。

公用語はスワヒリ語ですが、ホテルのスタッフさんなどほとんどの人が英語を話せるので安心してください。

現地では、治安が心配されます。特に首都ナイロビは、「安全な区域」と「危険な区域」が、真っ二つに分かれます。現地ガイドがつく場合は、必ず「危険な区域」を聞き、絶対に立ち入らないように気をつけてください。私が訪れたときは、現地在住の日本人スタッフより、市内中心部にある、森林公園の「セントラルパーク」には絶対に入ってはいけないと厳重注意がありました。5年ナイロビに在住している彼女も、1度も入ったことがないそうです。
その危険区域以外の地域は、最低限の注意をしていれば、安全です。私も、友人と市内散策を楽しむことができました。

ナイロビでのおすすめのレストランは、なんといっても「カーニバル」。このレストランは、シマウマやダチョウ、ガゼル、ワニなどといった、サファリで見る動物たちの肉を食べられます。
運が良ければキリンまで食べられるそうですが、それはその日の収獲次第だと聞きました。
ただ、たいてい日程の初日でカーニバルに行く人が多いので、後で地方のサファリで動物を見たとき
「昨日これ食べたのか…」
と感慨深くなります。

また、国立保護区への移動手段はワゴン車で、ボッコボコの舗装されていない道をひらすら走ります。酔いやすい人は酔い止めが必須です。また、ときどき村の中を抜けていきますが、窓から安易に手を出すと高価な時計など盗まれてしまうそうなので、注意してください。

ナクル湖国立公園のおすすめロッジは「レイク・ナクル・ロッジ」。コテージのように各部屋がわかれており、ベッドには蚊帳があるので夜寝るときも安心です。レストランは見晴らしがよく、大草原が一望できます。マントヒヒがたくさんいますよ。また、マサイ族の赤い衣装をまとったスタッフさんがいるので、記念写真にもおすすめです。
ロッジですが、きれいなプールもあり、泳ぐことができます

ケニアのおすすめロッジ

マサイ・マラ国立保護区でのおすすめのロッジは、「フィグ・ツリー・キャンプ」。
一見、「こんな所に泊まって、ライオンに食べられないの?」というような立地で、サバンナのど真ん中にあります。駐車場から、タレク川の桟橋を渡ってロッジに入ります。このロッジも、コテージのように各部屋がわかれています。
通常サファリは、朝2時間、夕方2時間と、動物が活動している時間帯に1日4時間だけ出ます。朝はホテルの職員さんがモーニングコールではなく、「ドンドン!」とモーニングノックで起こしに来てくれます。
ミネラルウォーターも備え付けで、シャワーも決められた時間はお湯が出ます。
また、看護師さんもロッジに常駐しているので、安心です。
おすすめは、レストランのコーヒー。とてもいい香りのケニアコーヒーを、サバンナの中心で楽しむことができます。ぜひブラックで味わってみてください。

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もし予算に余裕があれば、現地でオプショナルツアーを申し込めます。
夜の動物を観察するナイトサファリ、歩いて虫などを観察するウォーキングサファリなど、さまざまありますが、おすすめは何といっても「マサイ村訪問」。マサイ村はぜひ、学生生活最後の思い出作りに訪れてほしいです。
マサイ村は、本当に炎天下のサバンナの中に、ポツンと木の枝で囲いをした中にあります。彼らは、歓迎ダンスや、歓迎ソングを披露して、旅行者を歓迎してくれます。村の中も案内してくれ、牛のふんで作られた家の中を紹介してくれたり、木の枝での火おこしや、とっても高いジャンプを披露してくれたりしますよ。
ただ、最後には、村の横にあるハンドメイド製品を売る場所に案内されるかもしれません。買わなくてもいいですが、マサイ族の男性は槍を持っているので、「買わないとマズいかも…?」というスリルも味わえます。

ケニア旅行中困ったこと、よかったこと、思い出に残ったこと

現地で困った思い出は、お土産を買うことでした。
ナイロビから国立保護区へ車で移動するとき、トイレ休憩やガソリンを入れるために、ときどき休憩をはさみます。この休憩スポットに必ずあるのがお土産屋で、手作りの民芸品など、現地ならではの貴重なお土産が手に入ります。
ですが、そこには「値札」というものは存在しません。値段はすべて、交渉性です。ガイドブックにも「日本人には、定価の10倍以上もの値段を提示される」とありますが、その通り「ヤスイヤスイ」とお店の人がペンと紙を片手に近づいてきて、売ろうとします。
値段は、紙とペンで交渉していきますが、値下げはなかなか難しいです。私も、どうしても買いたいお土産を値切るのが難しく、交渉しつつも高い値段で買っていました。
後から聞いた話ですが、「Last price」と言って自分の出せる金額をこちらから提示し、相手がダメだと言うと「じゃあ買わない」と言えば、その値段に近い値段で買えるそうです。

ホテルやロッジで出される食事は安全だと、ナイロビにいた現地日本人スタッフに聞いていましたが、一緒に行った友人は、ロッジの鶏肉にあたって1日中嘔吐と下痢をしてしまいました…。
私はたまたまその料理を食べなかったのでよかったですが、やはり日本と比べれば、食べ物も「完全に安全」というわけではありません。胃腸薬は必ず持参したほうがいいです。

また、日焼けにも苦労しました。朝晩は長袖が必要なほど冷え込みます。ですが、ケニアは赤道直下の国だけあり、3日間も過ごすと日焼け止めを塗っていない場所は赤くなります。意外と盲点なのが耳です。私たちには、「耳に日焼け止めを塗る」という発想なんてなかったので、旅の最後には、「耳が焼けたね」と言い合っていました。

「外国人は、日本人ほど時間に厳しくない」
という印象があります。ケニアにも「ポレ・ポレ(ゆっくり行こうよ!)」という有名なスワヒリ語があります。ですが、サファリは時間が勝負なので、私は少し遅刻をしてしまったとき、
「Time!」
と現地ドライバーさんに叱られてしまいました。しっかり動物を見るためにも、時間は守りましょう。
ですが、現地の人は陽気な人が多いです。陽気な歌の「ジャンボ」と、バラードの「マライカ」、この2曲は、とても有名なスワヒリ語の歌です。サファリ中など、頼めば現地ドライバーさんが歌ってくれます。「マライカ」は、「お金がないから、君と結婚できないよ!」という切ない歌詞だそうなのですが、とても素敵なメロディーで、旅のムードが高まりました。

海外でぜひ訪れてほしいケニアへの旅。そこは、日本で味わえないことの宝庫です。
サファリでは、何万羽のフラミンゴ、ペリカン、シマウマ、ヌー、インパラ、サイ、ゾウ、キリン、ライオン、チーター、ハイエナ…などなど、動物園でしか見たことのない動物が、本来の野生の姿で暮らしています。
一歩国立保護区に入ると、そこは、人間のほうが弱い世界です。車から降りたら、すぐ肉食獣に食べられて死んでしまいます。そんな貴重な体験ができるのは、生命の宝庫、アフリカならではのことです。
運がよければ、ライオンやチーターなどの肉食動物が、草食動物をハンティングするシーンが見られます。「自然の摂理」というものを、まざまざと実感します。
日の出、日の入も、ちょうどサファリの時刻に見られます。視界の90パーセントが空と言われているマサイ・マラ国立保護区は、地平線まで広大なサバンナが広がります。そこで見る朝日や夕日は、感動的です。

まとめ

アフリカという土地柄、旅行にはそれなりの体力を必要とします。飛行機のフライト時間も、着いてからの移動も長く、気候面、衛生面、安全面を考えたら、若い体力のあるうちにぜひ1度行っていおくべき海外のスポットです。
格安ツアーでも十分に楽しめますし、ファイブスターでないロッジも、特に不便はありません。卒業旅行としてケニアへの旅は、絶対に一生忘れられない思い出になることは、間違いありません。

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