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TAKIBI

新婚カップル向けドイツ・ベルリンのおすすめ観光スポットのルートとホテル紹介

新婚旅行

私のお勧めは何といってもドイツの首都ベルリンです。随分前の話になるので恐縮なのですが、東西冷戦時代を終えて、あちこちで建設ラッシュだった頃。旧東ベルリン側の風景が次々と明るさを増していく中、東西を分断していたベルリンの壁にも触れられるなど感動の連続でした。東西が統一したとはいえ、未だ分断時代の名残が東側には見られる中、海外出張で5日間連泊してきたホテルが思い出深く、特に朝食バイキングは最高でした。あれほどの多種類で多彩な朝食にお目にかかったことは一度もありません。現在もネットで時折のぞいては、良き思い出に浸っているのですが、当時より一段とグレードアップ。ホテル全体の評価は四つ星クラス。最高クラスには届かないものの、知る人ぞ知る穴場と言っても過言ではないような気がしています。もちろん館内の雰囲気、清潔度、フロントの対応は私としては文句なし…といったところでした。関空からパリ経由で待ち時間も含め約16時間。ホテル滞在だけでも素敵な旅になること間違いなし。ご当地の観光はもちろん、パリでのショッピングや観光も十分楽しんでの帰国。一般的なツアーとはまたひと味違った旅として、個人的ながら一押しのルートです。

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ベルリンへのルートとおすすめホテルとレストラン情報

私は当時、旧西ベルリンで開かれた料理関係の国際イベントを取材するのが目的で訪れたもの。ですから、主催者側のプランに合わせて同行したという感じです。従って、当時の状況そのままに、ルートの順を追って紹介したいと思います。旅行期間は12日間でした。関西国際空港を出発し、エールフランス機で12時間かけてパリへ直行。そのままルフトハンザ機に乗り継ぎ、待ち時間も合わせて約3時間でベルリン入り。そこからバスでお目当てのアバカス・ティアパークホテルに入りました。
動物園のほぼ正面に位置し、地下鉄駅ティアパーク駅から数百メートルほどの所にあります。ブルーとシルバーを基調としたモダンな外観の建物で、確か11階建て。細かな情報はネットで調べていただければ一目瞭然で、とにかく広々としたエントランスホールやレストラン。客室はもちろんシングルだったのですが、シングルにしてはこちらも余裕たっぷり。12畳はあるスペースに清潔感たっぷりのバス、トイレ付きです。
サービスも満点で、フロントでは拙い英語でも十分通じ、丁寧な対応が印象的でした。当時まだ日本との通信状況も不安定だった中、仕事を終えて夕方部屋に戻ると妻からのファクスも届き、テーブルの上にちゃんと置かれていました。今はネットがあるので、さらにアップグレードされていることでしょう。ただ一点、事前に用意していった方がいいと思ったのが石鹸です。水質の関係で向こうの石鹸は泡立ちが悪いのです。シャンプーはどうか分かりませんが、こちらも備えるにこしたことはないように思います。

さて、私が最もお勧めのレストランですが、ドイツ人は食へのこだわりが結構強いようです。朝食バイキングのメニューは、まず何といってもご当地名物のソーセージに始まります。優に10種類以上が並んでいました。いずれも微妙に味が違っていて、食感も最高でした。ほかにもハム、卵、サラダ、肉料理などが数種類ずつ、それぞれにコーナーが設けてあって、ずらりと並び、どれを選んでいいのか迷うほど。中でも果物の種類の多さには驚いてしまいました。5連泊しましたが、毎日この朝食が楽しみで、仕事にも一段と力が入ったものです。とにかくメニューの種類、味の良さに関しては、他の追随を許さないもの。これだけでドイツに来た価値があったとの印象を強く持ったものです。

新婚カップルにおすすめのベルリンの観光スポット

お勧めの観光スポットとしては、メッセ・ベルリン一帯はいかがでしょう。地下鉄を使ってティアパーク駅からベルリン中央部へ。アレクサンダープラッツ駅で乗り換え、シュタットミッテ駅を越えて大会会場であるメッセ・ベルリン最寄りの駅へ。大会会場はベルリンが誇る巨大な施設で、欧州最大の会議場とつながり、さまざまな国際大会や会議が開かれてきています。私が取材した料理をテーマにした国際大会も、4年に一度この会場で開かれており、周辺を散策するだけでも結構楽しめるエリアです。

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観光スポットと言えばショッピングも。やはり何と言ってもメインは、欧州最大級のデパートであるカー・デー・ヴェーでしょう。ドイツ製のブランド物ならほとんどそろっていて、時間がないときなどは一度に調達できて便利です。私はモンブランのボールペンを求めて入りましたが、実は結構難儀してしまった感があります。こちらは現在、どうなのかネットなどでも情報を仕入れにくいのですが、英語が容易に通じるのかどうか。ドイツ人にとって「できる」というのは、ほぼ完璧にこなせる状態をさすのです。ちょっとぐらいでは「できる」うちに入らないのです。ですから逆に、英語が「できる」人に出会うと、完璧過ぎてこっちが理解できない。ということで、今度は「できない」と答える人も中々見つからない。カー・デー・べーでは、英語をそれなりに話せる人を探すのに館内をあちこち歩き回ったもの。結局、正面玄関に立つ案内人にたどり着いたときには、苦労して既にボールペンを購入した後でした。こんなトラブルがないよう、新婚カップルには、少なくともスマホの即時翻訳アプリの用意だけは勧めておきたいものです。

アレクサンダープラッツ駅の周辺には、結構気軽に入れる軽食の店があるようです。ランチを取ろうと私がスタッフと一緒に入ったのは、こじんまりとしたレトロ調の店でした。現地に住む日本人の通訳に案内されて入ったので、店の雰囲気といい、注文した黒ビールやソーセージの味といい、どれもこれも日本人好みの味という感じでした。ただソーセージはホテルのものとは違い、全般に濃いめでした。ソーセージは元々、保存食として作られたものなので、という詳しい説明までしてもらえました。

著名な観光スポットは、こちらも既にガイドブックやネットで周知の内容ばかりです。ナポレオンが一時戦利品として持ち帰ったことで知られるブランデンブルク門や第2次世界大戦で損傷したままの状態で保存されているカイザー・ヴィルヘルム記念教会、さらには普仏戦争時代に建てられた戦勝記念塔など枚挙に暇がありません。秋〜冬の肌寒いベルリン。時間の許す限り、ゆっくりと味わっていただけたらとは思っています。

帰国はパリ経由で、現地に3日間滞在しました。シャンゼリゼ通りのホテルに宿泊。初日の夕食は豪華に、ミシュランガイドの三つ星レストランである超一流フランス料理の店、タイユヴァンを選択しました。午後9時からのスタートで午前零時までの3時間。年代物のワインに始まり、ワインに終わるといった感じの高級尽くしの完璧なフルコース。料理が出される時間的間隔も随分と長く、ワインで料理をいただきながら、おしゃべりを楽しむことが目的との説明も。デザートもずらり10種類以上あって、全種に挑戦したスタッフの女性は感激で目を白黒させていました。

日中の買い物もシャンゼリゼ通りにずらりと並ぶカルチェやサンローランなど高級ブランド店を物色。どこをのぞいても日本人の姿を見かけます。特に多いのがルイ・ヴィトン。玄関から奥までびっしりと並んで、待つこと数時間といった人も結構いるようです。そこで一つ裏技的アドバイスを。現地に住む日本人女性から得た情報を基にチャレンジしてみたのですが、実は早く済ませるには並ばないことがコツなのだとか。そこで最も手っ取り早い方法が、玄関に立つ案内役兼ガードマンに話しかけること。といっても何かを尋ねるというのではなく、雑談でもするといった感じです。楽しそうに語り合っている様子をヴィトンの関係者が見つけると、常連客とばかりに飛んできてくれるのです。私はこれを実践して、直に担当者が付き、たった20分で切り上げられました。新婚カップルはスケジュールの都合上、結構忙しいものです。こんな対応も準備しておくべきだと考えます。

ベルリン旅行中の注意点

注意する点としては、盗難が第一でしょう。現地ガイドさんが付いていれば、しっかり説明してくれると思いますが、治安は最悪だと考えておいた方が無難です。持ち物から常時手を離さないこと。これは最低限の原則です。
また、秋〜冬にかけて相当気温も下がってくることでしょう。厚手の衣類を用意しておくことは言うまでもありません。天候が急に変わったりすることもあるので、折り畳み傘もあったら便利です。
必需品としてはほかに全コンセントに適応できる補助コンセントや盗難防止用の薄手のベルト式小物入れなどがあった方がいいかもしれません。スマホは海外用に設定の変更も。携帯用充電器と電池も必携だと思います。以上、このルートで費用はお土産代も含め、ざっと一人100万円程度でした。

まとめ

最後に、お目当ての場所はあまり多くは選ばない方が得策だと言っておきたいものです。盛りだくさんよりも豪華一点に近い主義の方が、疲れも少なく、別な意味で楽しめるからです。秋〜冬という季節柄の上、特にベルリンでは治安の関係もあって、ホテルを中心とした近距離圏内をターゲットに動くことをお勧めします。パリも含めて食事をメインに据え、現地を楽しむ、こんな新婚カップルの海外旅行があっても悪くないように思います。

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