新元号が令和に決まったので、大正天皇、昭和天皇が眠る多摩御陵に参拝し、感謝とお祝いの言葉を述べて参りました。ここは何度か訪れていますが、清々しい空気感がありパワースポットと言えます。春は桜、秋は紅葉も楽しめます。平成が終わる前に訪れてみてはいかがでしょうか?
多摩御陵とは
東京都八王子市にある皇室の墓地です。現在は大正天皇陵(多摩陵)・貞明皇后陵(多摩東陵)・昭和天皇陵(武蔵野陵)・香淳皇后陵(武蔵野東陵)の4陵があります。形はいすれも上円下方墳です。昭和天皇陵が造営される以前は多摩御陵(たまごりょう)と称しており、現在でも通称として使われています。国道20号線から入る交差点の名前も多摩御陵入口となっています。
多摩御陵への行き方と見学時間
- 電車のルート
JR中央線の高尾駅で下車します。北口より徒歩で15分ほどです。タクシーなら2,3分ですね。御陵まで行く参道の左側に陵南公園があり、春は桜が綺麗です。参拝のあと寄ってみてはいかがでしょうか?また陵南公園に行く南浅川を渡る橋の両側は川沿いに桜並木があり、見ごたえがあります。土日は花見客でいっぱいです。
- 車のルートと駐車場
新宿方面からですと、国道20号線を高尾方面に向かって走り、高尾警察署を過ぎて、交差点「多摩御陵前入口」で右折して突き当りまで行くと、多摩御陵の入口となります。駐車場は、入口入ってすぐ左にあります。土日でも満車になることはありません。トイレは駐車場の入口と反対側にあります。
- 見学時間
9:00~16:00
入場は15:30までですので注意しましょう。宮内庁管理ですので時間は厳格です。きっちり時間通り閉門されるので時間にゆとりをもって行きましょう。
さて、いよいよ多摩陵と武蔵野陵の見学
見学ルートの決まりはありませんが、やはり大正天皇陵(多摩陵)から回られるのがよいと思います。入口に地図がありますので、位置関係を見ておきましょう。
まずは玉砂利が引き詰められた車返しを歩き、池のある庭園に向かいます。季節の花が咲き綺麗です。庭園の前には手水舎があり、そこで手と口を清めましょう。
庭園を右手に見ながら、両側に大きな杉並木のある参道を歩きます。ここに入るとなんだか空気感が変わったように清々しい気分になります。夏でもひんやりすることがあります。
しばらく歩くと、参道が二手に分かれます。左手が多摩陵、右手が武蔵野陵です。左に行きましょう。そのまままっすぐ行かれてもよいですが、玉砂利がなくなる右手の道を行く方が楽かと思います。
すると、最初に貞明皇后の眠る多摩東陵が右手に見え、その先に大正天皇陵(多摩陵)がありますので、そこに向かいます。多摩陵の鳥居のところで2礼2拍手1礼にて参拝しましょう。
私の場合、感謝を述べてからお願い事をしております。次は、多摩東陵です。ここでも2礼2拍手1礼です。
この後は武蔵野陵に向かいます。多摩東陵を背にして、先ほど来た参道少し戻り左にUターンするように歩きます。そのまま道なりに歩くと、また大きな杉並木があります。
夕刻近くになると晴れていれば木漏れ日が黄金のように木々に反射して綺麗です。
先日参拝したときは鶯が鳴いていました。左側にカーブするように参道を歩きますと、目の先に春ですと桜が綺麗に咲き、その先に昭和天皇陵(武蔵野陵)が見えてきます。右手には香淳皇后陵(武蔵野東陵)があります。
昭和天皇陵に来ますと、さらに空気感が変わります。パワースポットですね。ここでは、いつも参拝時間を長くとっています。そして、最後に香淳皇后陵を参拝します。いくつかの種類の桜がバランスよく植えられていて綺麗なので、写真を撮っておくとよいでしょう。帰りは、武蔵野陵からの参道を歩き、すぐ左に曲がります。玉砂利のない道になりますので歩きやすいです。そのまま歩きますと、最初の入口の右側に出てきます。
帰りは春は桜が綺麗な綾南公園に寄ろう
帰りは近くの陵南公園を歩くのもいいかもしれません。桜が咲く時期は写真のように南浅川沿いの桜が綺麗です。広大な敷地に桜がたくさん植えてあり、圧巻です。ここはお弁当持って花見に最高ですね。
駐車場は多摩御陵から来た場合、橋の手前を右に曲がるとあります。 収容台数は39台ですが、桜の時期はかなり混みます 。
まとめ
多摩御陵は木々豊かな広大な敷地にあり、清々しく、またパワーももらえるところです。まだ行かれたことがない方はぜひ訪れてみてください。
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