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TAKIBI

個人手配した中国、東チベットへの旅行プランと、メリットとデメリットについて

一人旅

30代前半女性、1人旅で、2016年4月に中国・東チベットを個人手配で旅行しました。8日間の日程でした。この体験の内容も含めて個人手配とツアーのメリットとデメリットについても紹介したいと思います。

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個人手配した中国、東チベットへの旅行プランとメリットとデメリットについて

個人手配の旅程プランは下記の通りです。
1日目 羽田→成都 成都泊
2日目 成都市内町歩き 成都泊
3日目 成都→セルタ セルタ泊
4日目 セルタ→ラルンガルゴンパ→セルタ セルタ泊
5日目 セルタ→ラルンガルゴンパ→セルタ セルタ泊
6日目 セルタ→成都 成都泊
7日目 成都市内観光 成都泊
8日目 成都→成田

個人手配にした理由は、費用と旅程の自由さです。
LCCの登場により、飛行機代が以前に比べて圧倒的に安くなり、海外旅行がとても身近になりました。旅行会社を通さなくても、インターネットで簡単に飛行機やホテルを予約できるので、費用を抑える為に自分で全て手配しました。またこの旅行は、行き先が特殊なのでツアーが存在しないという理由もありました。

メリットは、旅費がかなり安い点と、自分の好きなようにプランを立てられる点です。
デメリットは、安い分、何かハプニングが起こった際の対応を自分でやらなければならない点です。ある程度の語学力・英語力がないと何かあった時のリスクが高いです。
私は英語が多少できますが、全く中国語は話せなかったので、「旅の指さし会話帳」を持参しました。また、遅延・天候の悪化の関係で、大幅にプランの変更を余儀なくされる場合があっても、保証や代替案を出してくれる会社がない為、全て自己責任です。
私は運よく成都〜セルタのバスの道中はトラブルはなかったですが、山間にある為、片道14時間もバスに乗らなくてはならないです。土砂崩れ等で 道が通行止めになることもあります。また、整備はされ始めているものの、まだまだ道はガタガタなので、乗り物酔いする人には辛いです。

安く行く方法としては、LCCの比較サイトを利用するのが最も手軽です。飛行機は、スカイスキャナーというサイトや、Kiwi(英語のみ)、jetstar等のホームページでも探しました。各航空会社によって強い方面があります。東南アジアへ行くならAir Asiaがマレーシアの会社で強く、本数も多いです。私はスカイスキャナーで調べて、往復別々の航空会社でチケットを取りました。

予算は8万円で、飛行機代往復4万、現地でかかった金額は4万円です。

中国、東チベットの観光情報、宿泊情報、ハプニング

東チベット ラルンガルゴンパ
チベット仏教の僧侶達が作った、真っ赤な僧坊で埋め尽くされた山間の街。すごく美しい景色で、特に丘の上からの眺望は圧巻です。勉強をしている僧侶の皆さんの邪魔をしないように、やたらカメラを向けるのは失礼なので気をつけていました。
近くのセルタという街が拠点で、そこから車で約30分です。セルタから2日間通いました。チベット自治区外で中国の括りになる為、外国人の入境許可証を取得しなくても入れるゾーン。チベットの文化を肌で感じられる場所です。

①宿泊情報

成都
Hello Chengdu youth Hostel
送迎はなしです。 自分でタクシーを探して、宿の前まで行きました。メーターはなく交渉です。中国は英語が基本的にあまり通じないですが、この安宿はスタッフの若い人たち皆がペラペラで、問題が起こった時に対応もしてくれました。両替も可能でレートも悪くないです。
成都と東チベットの往復は、自分でバスのチケットを買いにターミナルへ行きました。
宿は事前にネットで予約しておいたのですが、その際にメールを送って頼めば、事前に東チベットのセルタ行きのチケットの手配もしてくれるようです。
設備はドミトリーで、共同のトイレとシャワー。1泊700円程でした。かなり安いです
ロビーには周辺の観光情報や、九 再興へのツアー申し込み等、様々な冊子やポスターがあります。また、カゴにさくらんぼが山積みに入っており、好きなだけ食べられました。奥にはバーがあり、欧米人のバックパッカーが沢山利用していました。
東チベットのセルタという街に行くバスは、毎日早朝6時発位のものが1日1本なので、必ず成都で1泊することになります。

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東チベット
公には外国人が宿泊できるホテルが2つしかないですが、モグリのホテルは沢山あり、実質的には客引きの人に付いて行って、短期滞在ならばそれ程問題ないと思われます。私は特に予約をせず、バスを降りて近くのホテルを見に行き、そのままそこに3泊しました。ホテル名は忘れてしまいましたが、シングルルームで1泊1000円位。高地にあるので成都よりやや高めです。ホットシャワーも出ました。朝は、スタッフさんがツァンパやバター茶を出してくれました。夜はお茶を飲みながら、ロビーで他の旅行者を含めて談笑したりしてアットホームです。4月の東チベットは雪がちらつく程寒いのですが、厚手の布団の質があまり良くなく、暖かいけども重く、少々寝苦しかったです。

②ハプニング
往路、乗り継ぎの上海で乗り継ぎがよく分からず、失敗して飛行機を逃しました。叱られましたが、同じ航空会社で次の便に空きがあったので、運よく無料で振り替えてもらうことができました。
また、預け荷物の中に携帯のバッテリーを入れてしまっており、上海で荷物が止められて手元に来ないというハプニングがありました。電話をかけ続けるも上手くいかず、旅行の終わりにようやく航空会社と連絡が取れ、日本に大きい荷物を直送してもらいました。その為、結局旅行中は貴重品とカメラのみを持って歩いており、タオルや石鹸などは現地調達していました。

セルタは標高が4200mあり、富士山よりも高い場所にある為、成都から一気に1日で登ると高山病にかかる可能性が高いです。薬を服用していましたが、私も高山病にかかってしまいました。酷い頭痛と吐き気に見舞われ、歩く時も酷い息切れで、最初は暫く宿で休んでいました。無理をすると亡くなる人もいるらしいので十分注意が必要です。

③食事
成都は四川省なので、辛い料理が有名。玄関口として今回利用したが、美味しいお店が沢山あり、辛いもの好きな人はどこへ行っても料理が美味しいと思います。街自体の雰囲気も大都市に比べてどこかのんびりしていて気に入りました。
東チベットはチベット料理です。中華料理に比べて優しい味付けで、日本人の口にもより合います。「ヤク」というチベットの牛の料理を出すお店も、セルタの街中にいくつかありました。この旅程だと、2種類の全く違う料理が楽しめます。

中国、東チベットの観光での注意点

ラルンガルゴンパは、中国政府の圧力の関係で、外国人が入れたり入れなかったり、チェックがあったりと状況が流動的でした。私は運よくノーチェックで止められず、中に入っていろいろ見学もでき、友人もできました。
いつでもラルンガルゴンパに入れるという保証が全くない為に、入り口でトンボ帰りになる可能性もあるので、日本の旅行会社ではこのツアーは作れないと思われます。個人手配でないと行けない場所です。
また、事前にいろいろと行き先の歴史的背景や、現在の状況を本等で調べて行ったので、より理解が深まりました。

注意点としては、とにかく第一に自分の身は自分で守ることです。
ホテルに関しては、安宿なので、貴重品の管理は特に自分で気をつけること。
また、体調が少しでもおかしくなったら、無理せずに休んだり、日程の変更も視野に入れるべきです。何かあった時の為に、必ず海外旅行保険は入りましょう
1人旅で特に女性だと、どうしても危険度が上がりますが、その分他の国の旅行者との交流が増え、現地の人はもちろん、世界各地に友達ができます。言葉は通じなくても、笑顔や優しさに触れると、ここまで来て良かったと思えます。特にチベットの人たちはとても親切でいろいろ良くしてくれてとてもいい思い出になりました。

まとめ

個人手配はかなり安く済ませられます。費用面以外では、東チベットは、そもそも現時点では個人手配でないと行けません。また、状況が流動的なので、行っても必ずラルンガルゴンパに入れるとは限りません。ただ、行くのが難しい分、辿り着いた時の感動は大きいです。日程がガッチリ決まっている人が多いと思いますので、飛行機とホテルはある程度インターネットで事前に予約して出発することをオススメします何か起こった時の為に、予備日を作っておくと安心です。私は成都で1日、東チベットで1日念のため予備日を作って旅行していました。

海外旅行では、費用面、自由度、行き先を自由に設定できるという点では明らかに個人手配がお得です。その代わり、全く何の保証もないので、何かが起こっても全て自己責任です。ツアーか、個人手配かは、行き先と同行者がどういう人かで吟味して選ぶのが良いと思います。メジャーで人気の観光地であれば、行く人が多い分、ツアーもより安くなっており、個人手配するよりも送迎付きで安くいいホテルに泊まれてメリットが大きい場合もあるので、いろいろ見てから決められたらよいと思います。

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