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TAKIBI

夏休みに家族で行く台湾旅行のおすすめ計画と体験談、そしてそこから学んだこと

家族旅行

夏休みに家族で旅行に出かけることが通例となっております。そしてその旅行先として海外が主流となっているのも現実です。そこで家族での海外旅行でおすすめの場所を選ぶに当たりどのように選び計画したかについて説明します。海外旅行はある意味、家族の一大イベントであり、計画して実行する以上失敗は極力避けたいものです。それでも海外旅行でのトラブルは大なり小なり発生するものでそのトラブルもある意味良い思い出になるのです。
そして家族として海外旅行を経験することでそれぞれがいろいろな思いの中で成長するのも事実です。その成長過程を家族で実感しつつ、さらに次回をつなげていくと言うことはとてもすばらしいことであり且つ、何度も経験できることではありません。つまり、家族がみんな成長していく以上、家族旅行を共に経験することは数が限られていると言うことです。その限られた家族旅行の中で如何に家族として楽しめるか成長できるかがとても重要なことなのです。

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夏休みに家族で行く台湾への海外旅行のおすすめ計画

夏休みに家族で海外旅行を計画するに当たり、まずどこに行くかで話は始まります。私にとって初めての家族での海外旅行は台湾でした。その台湾に決定するまでの過程で散々もめたのを憶えております。
父親はハワイに行きたく、母親と妹は台湾を希望していたのです。私としては当初はあまり乗り気ではありませんでした。その理由は日本が一番安全で好きと言う気持ちが強かったためです。つまり、私の場合、日本でのんびり暮らすことが一番の夏休みだったのです。しかし、両親や妹の思いはすでに海外に向いており、その気持ちを無碍にすることはできず私はあまりしゃべることなくそれぞれの思いや計画を聞いておりました。
まず父親の提案したハワイに関しては5泊6日でハワイを満喫するプランでした。そして常夏の国で過す夏は最高だということを散々説明するのです。しかし、母親と妹は完全に反対でした。その理由は飛行機に長いこと乗りたくないということ、そしておいしい中華を食べたいと言う要望から台湾をおしていたのです。また金額的に見てもハワイより台湾の方が断然お得であり、そのことからハワイに関しては完全に消極的だったのです。
私としては当初、行くのであれば台湾よりハワイの方が良いと思っておりました。その理由は食べ物のことです。私は中華料理があまり好きではなく、そのため食べられない可能性があると考えていたからです。しかし、そのことを今話すと家族が完全に割れてしまうと考え私の思いは伝えないこととしました。
そして、数日間の検討時間を置き、それぞれの考えを再度話す機会を設けたのです。そして父親が結果折れることとなりました。私もハワイを断念し、具体的な計画を立てることとなったのです。家族で話し合った内容は日程と金額でした。その内容に基づいて母親と妹が旅行会社と話をして決めると言うことで落ち着いたのです。その結果、4泊5日で台湾に行き、予算内に収まることも確定しまいた。そして泊まるホテルのランクも高めのものを選択したのです。当初、5泊6日を予定していたのですが、母親と妹は日数を減らしてランクの高いホテルを選ぶこととしたそうです。そして家族みんなその決定に納得したのでした。

家族で行った台湾旅行での体験

家族での海外旅行の初日が始まり、私たち家族は飛行機に乗って台湾を目指したのです。家族全員で飛行機に乗ったのはこれが初めてでした。そのため、初めての体験と言うこともありみんなで空港で写真を撮ったのを憶えております。それ以上に父親がはしゃいでおりました。家族で海外旅行に行くことが父親の夢であったとあとから聞きました。私はそんな父親を見て、最初はあまりはしゃいで欲しくない気持ちでいっぱいでした。周囲の目も気になったのですが、それ以上に父親としての威厳も保って欲しくて私は少し冷めていたのです。
そして飛行機の中では母親と父親が一緒に座り、私と妹が一緒に座ったのですが、妹は台湾の旅行雑誌をひたすら見ておりました。そして私にいろいろと提案してきたのですが、私は気分が乗らずほとんど聞いていなかったのです。そして機内食が出てきてこれが最後の日本食だと思い味わって食べることばかり考えていました。そして台湾に降り立ちあまりの暑さに私は完全に頭がおかしくなりそうになったのです。そして機嫌が悪くなった私は家族に対して不機嫌な態度を取り続けました。母親から何度も指摘を受けました。楽しくしろとか素直になれとか散々いわれた挙句、私は一人ホテルに閉じこもってしまったのです。
そして母親と妹は時間がもったいないと言って二人で出かけていきました。私は一人部屋でのんびりしていると父親が部屋に来たのです。そして私に寂しそうな顔して、楽しまないか、一緒にと言いました。私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。父親の寂しい顔を見たのが初めてだったからです。私は中華料理が苦手であると言うことを話し、そしてあまりにも理不尽なことばかりで面白くないと話したのです。もちろん父親は理解をしてくれ、そして私の味方にもなってくれました。私はそんな父親に申し訳なく、気持ちを切り替えて楽しむことを約束したのです。そして父親もそのことを喜んでくれました。そして中華料理が苦手なことを理解してくれて屋台では食べずにレストランで食べようと言ってくれたのです。

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家族で行く海外旅行で学んだことは?

私は父親と初めてちゃんと心から話せたような気がします。これまで父親のことをどこか心の奥底で馬鹿にしている部分がありました。しかし、父親とちゃんと向き合うことで私は素直になれました。もちろん、父親が私のために出かけることをせずに一緒にホテルにいてくれたからこそ実現した本音での会話ですが、父親の楽しみにしていた海外旅行を少し台無しにしてしまった自分が情けなくも感じておりました。そしてそれからは家族としてよい思い出を作ろう、家族になろうと、家族を大切にしようと私の中で決めたのです。そして残りの時間を家族でしっかりと楽しめるよう、私は始終笑顔でいたのです。
一方、父親は私との約束どおり屋台での食事をせずにレストランを選択してくれました。しかし私は自分のわがままで家族が我慢するのは嫌だと思い、屋台に行こうと私から提案したのです。父親は当初驚いておりました。そして母親も私の気持ちを聞いているようで屋台は気にせずレストランにしようと言ってくれたのです。私はそれでも大丈夫、みんなで屋台に行ってみようと提案しました。そして父親の顔を見てうなずいたのです。父親も私の気持ちを察してくれて屋台に行くこととなりました。そして家族で屋台に並んで中華料理を食べたのでした。
私が当初イメージしていた味と大きく異なりとてもおいしかったのです。気分が晴れていることもありおいしく思えたのかもしれませんが、私は屋台にきて良かったと心から思えました。そして家族で屋台の前で写真をとり、みんなで楽しくホテルまでの道のりを帰ったのです。私と父親は二人で歩きながら、父親は私に一言、ありがとうなと言ってくれました。私も父親に対し、こちらこそと一言言ったのです。私は家族旅行を通して父親と深い男同士の関係を築くことができました。もちろん父親は私のことを最初から温かく見つめていたことをあらためて知ったのでした。そして母親と妹のことも同時に大切な家族だから一緒に笑っていたいと思うようになったのです。

まとめ

家族での夏休みの家族旅行はとても自分が成長できる良い旅行だと私は思っております。自分のこれまでの殻を破ることができ、自分を見つめなおしこともできます。そして何より、家族のあり方を自分なりに考えることができる本当に良い機会でした。そして一番良いのは計画の段階で自ら考え提案することができればとても理想的な状態で旅行を体験できたと思います。
もし、海外旅行を家族で考えている人がいればぜひ率先して計画に参加し、自分なりに意見を提案してみてください。そして家族が一緒に楽しめる旅行をみんながそれぞれ考える良い機会をぜひ作ってみてください。家族はみんな相手のことを考えているし、そのことが改めて分かるはずです。それが家族の良さです。家族旅行は海外がぜひおすすめです。

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