韓流ブームも一段落、韓国観光としてソウル、釜山ばかりでは飽きた人におすすめの旅を紹介します。それは、全羅南道光州広域市の北隣にある潭陽郡への旅です。ここには隠れた絶景スポットがあります。それを紹介していきたいと思います。
韓国潭陽の絶景、メタセコイアの並木道
今から6年前の2011年の11月、私は韓国への海外旅行の際、偶然潭陽を訪れたのでした。光州市は訪れる予定でなかったのですが、私が通っていた大学の韓国語の先生が光州市の朝鮮大学の女性を紹介してくれたので、南原市から光州市へ足を伸ばしたまでのことです。
彼女は、「光州市は何も見るべきものがないので、潭陽に行きましょう」と言うのでした。潭陽への行き方は光州市からバスで北に向かって約1時間です。潭陽観光のおすすめは、竹細工とカルクックス(うどん)です。竹林の茂った小高い丘に竹細工会館みたいな建物があり、竹細工実演や種々の竹製品が展示されています。また街を流れる川沿いにはカルクックスコリ(うどん通り)という、カルクックス専門店が軒を並べている一角があります。私は彼女と、ここで昼食にカルクックスを食べました。値段はとても安く確か2000ウォンだったと思います。その後私は、名前も知らなかった潭陽の絶景を見ることになったのでした。それは巨大なメタセコイアの並木道でした。
昼食後彼女が連れていってくれたのは、街からも見える巨大なメタセコイアの連なる並木道でした。それは、髙さ10~20mのメタセコイアが1,000本程、道の両側にそびえ立つトンネルでした。1970年代に植えられたそうですから樹齢40~50年といったところでしょうか。晩秋の青空にそびえ立つ巨大なメタセコイアは今まで見たことがない光景でした。
その日は日曜日で、並木道の途中では男性の太鼓と女性の歌によるパンソリの公演をやっていて、思わぬ韓国文化の実演を見ることが出来ました。日本に帰って調べたら、この並木道は2006年の「韓国の美しい道100選」の最優秀に輝き、韓国が誇る美しい並木道として広く認知されているとのことでした。そんな海外の絶景に偶然出会った私は本当に運が良かったと思います。
韓国の絶景スポット、メタセコイアの並木道のある潭陽への行き方
この海外の絶景への旅としておすすめする潭陽への行き方はいろいろありますが、一番速いのは、羽田~仁川・金浦~光州と飛行機で国際線と国内線を乗換えて行く行き方でしょう。最もポピュラーな行き方はソウルor釜山~光州まで高速バスで行く行き方ですが。バスは大体4時間位みておけばいいと思います。当然ながらバスより飛行機の方が高くつきます。
韓国の絶景スポット潭陽のホテル事情
宿泊と食事代は、私の場合2泊3日のテンプルステイを求礼郡の華厳寺でやったので、その分は7万ウォンと安く済みました。ホテルを利用したのは釜山と南原市だけで、韓国案内所で紹介されたホテルはどちらも宿泊だけで1泊5万ウォン位でした。
まとめ
韓国の全景スポット潭陽の並木道は、実際、その姿を見れば圧倒されるでしょう。今回は偶然、この絶景を目にすることができました。おすすめの隠れた絶景スポットです。ご興味がある方はぜひ訪れてみてください。
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