春はおでかけの季節です。だんだん暖かくなり、外へ出かけたくなります。
今回は主に年配の方向けの電車と散策のプランをご紹介したいと思います。題して「彼岸花の咲き誇る新美南吉記念館への道と赤レンガ建物」です。
ここでは、矢勝川の彼岸花、新美南吉記念館、赤レンガ建物の3つのおすすめスポットを紹介し、これを効率よくまわれるコースをご紹介したいと思います。
彼岸花咲き誇る矢勝川と新美南吉記念館への行き方
おすすめのプランは矢勝川⇒記念館⇒赤レンガ建物でしょう。逆回りのプランもありです。
電車では、名鉄河和線半田口駅が最寄り駅となります。名鉄の各駅から内海、河和方面の電車に乗ります。
名鉄名古屋駅から阿久比駅で特急から普通電車に乗り継いで半田口駅まで約30分です。この駅は普通電車しか停まらないので、隣の住吉駅や知多半田駅からタクシーでもよいかもしれません。半田口駅から歩いて400mほど、徒歩5分程度で矢勝川の堤防に到着します。
普段は静かな川ですが、彼岸花の咲く時期は多くの人が訪れます。彼岸花だけでなく、菜の花も見ることができるので春の長い期間楽しむことができます。
川べりを散策しながらおよそ1.5kmで新美南吉記念館に到着します。ゆっくり歩いても1時間程度で到着できるでしょう。
彼岸花の道を歩いたら、次は新美南吉記念館
新美南吉記念館は「ごんぎつね」などで有名な半田市出身の作家、新美南吉の資料を展示している記念館です。地面からアーチ形の屋根がせりあがっていて、屋根部分まで芝生が覆っているという、特徴的な形をしています。入館する前にぜひ立ち止まって観てほしいスポットです。
館内は新美南吉の資料や作品の展示、作品をモチーフとしたジオラマが展示されています。喫茶コーナーもあるので一休みしてもよいでしょう。この記念館は敷地がとても広く、大きな芝生の広場があります。春は芝生が芽吹く季節でもあります。ここを散歩するのも素敵ですね。
赤レンガ建物
記念館から次の赤レンガ建物までは徒歩なら30分程度でしょう。タクシーで移動してもそれほど費用はかかりません。赤レンガ建物は明治に建てられたビール工場を再利用して地ビールを楽しめるカフェや展示室に改装した、数年前にオープンしたスポットです。太平洋戦争の弾痕も残っています。古さと新しさが調和した内装となっており、ビール好きの方にはおすすめです。
赤レンガ建物は名鉄河和線住吉駅から徒歩数分の距離なので歩いて駅まで行くことができます。コースの所要時間は、それぞれの場所の滞在時間にもよりますが、半日から1日程度の日程でしょう。
まとめ
新美南吉記念館への入館や赤レンガ建物の展示室は入館料が必要ですが、大人でも数百円で済みます。お財布にも優しい旅です。この春、ぜひ半田の文化と春の花を観に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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