日本人が今1番行きたい国としてあげられるのが「台湾」です。日本からは飛行機で片道3時間半、航空券もLCCwであれば30000円ぐらいで行って来られてしまう場所です。そんな台湾の中心「台北」を格安で且つたっぷりと遊べる観光プランを紹介したいと思います。
春~初夏に行く台湾の観光プラン-フライトとホテル
春~初夏にかけて卒業間近の大学生から定年退職したあとのシニア層までどの世代でも楽しめる約5日間で台北をほとんど周ってくる観光プランです。これは現地のツアーに申込せず、個人で行動するタイプの観光プランです。
まず、飛行機ですが相当なこだわりがなければLCCでも十分だと思います。エクスペディアで取ることをおすすめしますがLCCだと往復で30000円少々で取ることができます。ただ、荷物を預けると 別途料金が取られるので5日分の荷物プラス現地での買い物を足して10キロをオーバーしてしまいそうであればLCCはやめた方がいいです。
そういった意味で買い物好きの人は台湾の航空会社である「エアーチャイナ」が良いと思います。エアーチャイナであればLCCほど金額は安くありませんが40000〜50000円で取ることができるでしょう。旅の期間を5日間としましたので大体1ヶ月前、遅くても10日前には飛行機チケットを手配することをおすすめします。
また、ホテルも日本で取っていくことをおすすめします。個人的なおすすめは台北の中心地にある「中山区」にある「Via Hotel」というところです。1泊1人5000円ぐらいだし、24時間ジュース飲み放題でお菓子も食べ放題、夜になれば夜食用のインスタントラーメンもあるしもちろん朝食もついているので宿泊料金から考えると相当ありがたいホテルとなっています。台北の桃園空港から台北駅までは新幹線で30分、そして台北駅から電車やタクシーで10分という立地の良さもあります。
また、春~初夏の台湾は季節的にも雨が少なく丁度良いです。気温は22〜23度ぐらいあるので日本よりは暖かいと思ってもらって良いです。
台北に到着するのはできれば昼、もしくは昼過ぎが良いと思います。空港からホテルへ行き、15時くらいであれば時間的にはベストです。
春~初夏に行く台北の観光プラン-1日目
初日はそこからさっそく「九份」に向かいます。九份は日が暮れてからの景色が最高なので時間手に15〜16時に台北を出れば1時間ほどバスに揺られて夕暮れ時に九份に到着します。出店がたくさんあるので食べ歩きや買い物がしやすいです。そして映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった場所としても有名ですが、もしこの映画好きであれば「千が駆け下りた階段」の隣にあるお茶屋さんで時間を過ごしても良いでしょう。
晩御飯もその日は九份で取るのが良いと思います。九份から台北に帰るバスは相当混雑するので心して乗車ください。金額は片道100元少々(380円ぐらい)で行けます。
春~初夏に行く台北の観光プラン-2日目
翌日は朝から動きます。移動手段はタクシーか電車が良いでしょう。また、台湾はとても親日で、タクシーの運転手も日本語を話せる人が多いので、場合によっては「1日チャーター」を交渉しても良いと思います。
最初の目的地は「故宮博物館」です。世界4大美術館の一つでもあるこの美術館を午前中は堪能します。そしてそのあとは「龍山寺」「行天宮」という台湾仏教を感じられるお寺を訪れます。特に龍山寺は台北屈指のパワースポットなので是非参拝してもらいたいです。
その後は「若者の街」と呼ばれている「西門町」を訪れます。台湾の流行の最先端の場所なので「現代台湾」を感じることができると思います。
そして夜は台湾最大の夜市である「士林夜市」へ向かいます。右も左も前も後ろもずっとお店が連なっています。食べ歩きと買い物を最大限に楽しめる場所です。「雞排」という顔の大きさぐらいある大きなフライドチキンと「滷肉飯」というそぼろと汁であえたものがご飯に乗っている食べ物、そしてマンゴーかき氷は台湾名物なので是非食べてみてください。特に雞排はこの士林夜市が発祥となってます。500元(1800円ぐらい)もあれば十分すぎるほど夜市散策を楽しめると思います。
春~初夏に行く台北の観光プラン-3日目
3日目も午前から動き始めます。台北駅からバスに乗り「十份」という場所を目指します。バスとローカル電車で1時間ぐらいのところにある台湾の古都の様な場所なのですが、灯籠を飛ばせる場所となっており、常に観光客で賑わっています。午前中はこの「十份」での観光をし、午後にかけて台北市内に戻ってきます。
午後は「中山記念堂」「国府記念館」という台湾の歴史を感じられる場所を訪れるのが良いでしょう。日本語のパンフレットも置いてあるので言葉がわからなくても観光できます。
日が暮れるタイミングで台湾のシンボルでもある「台北101」へ行くのが良いでしょう。スカイツリーが出来るまでは世界最高の高さを誇った建物の頂上から見下ろす台湾の夜景はこれ以上ないほど美しいものです。上まであがる金額は決して安くはありませんが、台湾に来たからには必ず訪れておきたい場所です。
夕食は101内にあるフードコートで取るのが良いでしょう。「鼎泰豐」という小籠包のレストランが観光客の間では人気ですが、私は台湾ローカルグルメが多く並ぶこのフードコートの「小南門傳統美食」というレストランが個人的にはおすすめの穴場スポットです。値段も安く、沢山の料理を楽しめます。
春~初夏に行く台北の観光プラン-最終日
観光最終日も午前から動きます。同じく午前中から活動を開始します。地下鉄に乗り「猫空」という場所へ向かいます。ロープウェイで登って行った先には台湾の街並みを一望できる美しさを感じられると思います。山の上から見下ろす景色は101から見下ろす景色と違ってまた美しいものです。
そして再度地下鉄に乗り「北投」という場所を目指します。ここには台北随一の温泉で結構な穴場スポットです。台湾人も温泉が大好きなので、ここで温泉に浸かってゆっくりと身体を癒すのもまた最高の時間です。
その後、地下鉄の1番線(紅線)に乗り終点の「淡水」を目指します。ここは台湾最大級の港街であり、台湾のアジアの雰囲気にヨーロッパの様な独特な雰囲気がおり混ざっているお洒落な街です。おすすめはここの夕日です。海に浮かぶボートや船の後ろにゆっくりと沈んでいく夕日最高に美しいものです。台湾に行ったら必見です。
その日の夜は「淡水老街」という夜市で時間をお楽しみください。士林夜市ほど大きくはないものの、こじんまりとした空間に現地のローカルフードが立ち並んでいます。淡水老街のちょうど中間ぐらいにあるお店の「牛肉麺」はお見逃しなく食してください。ラーメンの元祖とも言われている牛肉麺のコシ、言葉で言い表せないスープの味が胃袋を満たしてくれます。
また、淡水老街には長さが30センチほどある大きなソフトクリームも有名です。そして淡水老街で夜の時間帯を楽しみ、地下鉄乗り「雙連」というホテルの最寄りの駅で下車します。ホテルのすぐ近くにあるマッサージ店で旅の疲れを全部癒す「本場台湾式マッサージ」を堪能ください。足ツボマッサージで、40分で500元(2000円ぐらい)が相場です。足ツボだけでも十分満足できますが、せっかくの機会なので全身マッサージを受けるのもいいかもしれません。
春~初夏に行く台北の観光プラン-帰国日
これまでの時間で台湾北部の観光地はそして穴場スポットまでほとんど行っているので、帰国日は観光を含まずホテルをチェックアウト後、そのまま空港へ向かっても良いでしょう。松山空港まではタクシーで15分、桃園空港まではタクシーと電車を乗り継いで1時間ぐらいかかります。飛行機は昼過ぎぐらいの便でちょうど良いでしょう。空港のレストランでお昼ご飯を食べながら台湾旅行の記録を振り返るのもまた楽しみの一つです。
まとめ
台湾と日本の時差はたった1時間だし、何より3時間半で行けてしまいます。これだけたっぷり遊ぶプランでも飛行機代を込みで80000円もあれば十分過ぎるほど楽しめて遊べるでしょう。ただ、台湾には歴史を感じさせる観光地もあるので事前に少し台湾の知識をつけていけばより楽しめると思います。春~初夏にかけては最適なシーズンです。機会があれば是非台湾旅行をお楽しみください。
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