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夏に女性一人でアメリカ旅行、その計画の立て方と注意点、そして学んだこと

一人旅

31歳の専業主婦です。2013年の夏、2週間一人でアメリカのメリーランド州に海外旅行に行きました。ちょうど、米国国立公文書館に用があったことと、ワシントンD.C.のスミソニアン博物館に行ってみたかったので、2週間の時間を取り、一人で旅をしたのです。
アメリカには何度か行ったことがありますが、一人での海外旅行は初めてだったため、計画はかなり念入りに立てました。本当は誰かと一緒に出かけてもよかったのですが、一人の方が自由がきくので、友達と行く事は断念しました。もちろん、その分苦手な公共交通機関のことも自分で調べなければならず、食事の時は一人であまり面白くなかったりしましたが、お金をかけずに海外旅行したかったので、そちらを優先しました。
計画としては、夏に2週間、メリーランド州のビジネスホテルに滞在する予定でした。ビジネスホテルでは朝食のバイキングがついており、公文書館への無料のシャトルバスもあったため、ワシントンからは少し離れていましたが、その場所を選びました。カレッジパークの公文書館からは、ワシントンD.C.の公文書館(本館)に向かう無料のシャトルバスもあり、ドライブを楽しみながら頻繁にバスを利用しました。

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夏のアメリカへの一人旅の計画の立て方

女性が一人で海外旅行する計画を立てるときの重要なことの一つは、安全なホテルを選ぶということです。男性の場合はユースホステルなど、ルームメイトと一緒の部屋でも問題ないかと思いますが、やはり女性の場合はそれなりに安全をお金で買う必要もあると思います。
私はとにかくあまりお金をかけないようにしたいと思ったため、予算は250,000円以内で抑えようとしていました。ロナルドレーガン空港に到着した後は電車で行ける範囲にあるビジネスホテルを選び、さらに2週間滞在する形で計画を立てました。初めて行く場所だったので公共交通機関がどうなっているかはよくわかりませんでしたが、最寄り駅までは徒歩10分もかからない程度だったから、良い場所を選んだと思っています。
特に女の一人旅では公共交通機関をしっかりと把握しておくことも大切です。いざとなればタクシーを使う方法もありますが、やはりアメリカと言う土地を考えるとタクシーよりも公共交通機関の方が安全とも言えるでしょう。ビジネスホテルも、あまり安過ぎるところは選ばないようにしました。私が選んだところは比較的安いところではありましたが、それでも安過ぎるところだけは選びませんでした。

夏のアメリカへ女性一人旅の体験談

いざビジネスホテルに着いて困った事は、冷蔵庫もなければ電子レンジもないと言うことでした。もちろん、冷房はつけっぱなしでも問題がなかったので食べ物が腐る心配は特にありませんでしたが、例えばカップラーメン1つ食べることができないと言う状態なのです。湯沸かし器もなかったため、コーヒーを入れることも出来ませんでした。ビジネスホテルの敷地内に自動販売機はありましたが、アメリカの自動販売機は壊れている可能性も高いため、安心して使うことなんて不可能です。
ホテルから歩いて5分ぐらいのところにセブンイレブンがあったため、そこで夕食としてのサンドイッチを買うこともありました。朝食はビジネスホテルでビュッフェスタイルの食事をとることができたため(もちろん後からものではなく、トーストやワッフル、果物やゆで卵を食べる程度です。ゆで卵をいくつかもらって部屋に帰っていました)、朝ご飯は困りませんでしたが、晩ご飯は大変でした。1人でレストランに行く気にもならず、最寄り駅の1つ隣の駅の近くにターゲットと言うお店があったため、そこで缶詰や食パンを買い込み、それを食べるようにしていました。
本来は、もっと栄養のある食事をすべきだったかと思うのですが、どうしても1人だと食事もいい加減になってしまい、レストランでの食事も楽しめません。唯一出かけた場所はタコベルと言うタコスのファーストフードレストランだけです。飲み物に関しては、ビジネスホテルから歩いて5分ぐらいのところにあるドラッグストアに行き、ペットボトルの水を買い込んで部屋で飲んでいました。そのため滞在していた2週間、部屋ではコーヒーや紅茶など熱い飲み物を飲む事はなく、さらにWi-Fiが使えるはずでしたが1日の半分はWi-Fiが使えない状態だったため、インターネットも苦労しました。
私が泊まったビジネスホテルには中国人の旅行客が多く、私もそのうちの1人だと思われたことがたくさんありました。また、公文書館まで無料で出ているシャトルバスは、運転手さんがアジア人を嫌っており、とにかく冷たくされたので最終的には公文書館まで自分で通っていました。私は以前、西海岸に住んでいたことがありますが西海岸ではアジア人に対する偏見や差別を感じた経験がありません。そのため、東海岸に来てアメリカの人種差別は根深いなぁと思った記憶があります。

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アメリカ一人旅の注意点、そして学んだこと

海外へ一人旅をする場合の注意点としては、とにかく安全に気をつけなければいけません。
メリーランド州はまだ都会ですから、そんなに危険なことはないと思います。しかし、アメリカの中でも中西部などの田舎都市に行けば、治安が良いとはとても言えない地域もあると思うのです。一人旅をする場合は行き先も安全な場所を選ぶように計画しなければいけません。

また、アメリカのビジネスホテル等は日本のビジネスホテルなどとは違い、ホームページを見ても違うことが書いてある場合もあるのです。そのため、計画を立てる時点から、完璧な計画を立てることはできません。アメニティーとして部屋に置いてあると思ったものが置いていない、でもかといってフロントに苦情を申し立てても何の解決もしてもらえないと言う事は頻繁にあります。
私が滞在した部屋も、電子レンジは置かれていると書いてありました。また、まさか湯沸かし器がないとも思っていませんでした。このような問題がありますから、計画を立てる時点ではかなりの注意が必要です。ただし、多少のリスクを覚悟しなければ一人旅はできないとも言えるでしょう。
1人で海外旅行に行き、1番辛かった事はとにかく話し相手がいないと言うことでした。私は話し相手が欲しい人間なので、そこが一番つらかったです。夏場とはいえ、アメリカのメリーランド州は日本の夏よりも涼しく、風邪をひいたこともありました。風邪をひくと妙に弱気になってしまい、友達や家族が恋しくなった時もありました。一人だと、話し相手がいない、体調が悪くても食事は自分でなんとかしなければいけない、というところが大変だったように思います。一人旅と言うのは自己責任ですべて行わなければならないということです。これは実際に体験してみて痛切に感じ、学んだことです。
ちなみに私は、海外旅行には慣れているつもりでいたのであまり深くは考えてなかったのですが、一人での海外旅行はさすがにストレスが溜まったようで、この時だけはいつも28日周期で来る生理が2週間で来てしまいました。女性の場合は、旅行に生理用品を持っていくことも大切です。

まとめ

夏にアメリカに一人旅する場合の計画と注意点などについて、私の体験から紹介しました。
まとめますと、
一人旅をする場合、特に女性の場合はとにかく安全に注意しましょう。人種差別と言う問題を経験し、私は海外の治安の悪さを実感しました。もちろん、暴力にあったわけでもなく、ただ言葉で差別発言を受けただけなのですが、それでも人種が変わるとどのような暴力事件や暴動事件が起こってもおかしくないのです。日本と同じような感覚で夜出歩いたり、人気のない路地を歩きまわったり、そのような無謀な事は絶対にしてはいけません。もちろん、男性でも同じです。
また一人の場合は体調管理も自分でしなければいけません。風邪薬や鎮痛剤など、最低限の薬は持っておいた方が良いでしょう。自分は健康には自信があると思っても、慣れない地域では何が起こるかわかりませんので、準備はしていきましょう。
一人旅が不安になるような内容だったかもしれませんが、事前にリスクも考慮して念入りに計画しておけば楽しい旅行になるはずです。ぜひ素晴らしい一人旅の計画を立ててよい思い出を作ってください。

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