そろそろ春になって暖かくなってきたしハイキングでも行ってみたいけど、山だけだと奥さんが一緒に来てくれないんだよね。山小屋気分も味わってみたいけど、お風呂に入れないし雑魚寝はキツいな~。そんなことを考えている方におすすめなのが、山・温泉・電車旅が揃った富山県です。北陸と言えば金沢を思い浮かべますが、他にも魅力的なエリアはたくさんあります。今回は、北陸新幹線が発着する「黒部宇奈月温泉駅」から、秘湯スポット「黒薙駅」までのプランをご紹介します。
北陸をローカル電車で行くおすすめプラン
まず、「黒部宇奈月温泉駅」までは、東京からであれば北陸新幹線で2時間20分ほど、大阪方面からはサンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで3時間半程度の旅程です。時間に余裕があれば、人気スポットの金沢と組み合わせたプランにするのも良いですね!新幹線を降り、「黒部宇奈月温泉駅」を出ると、一気にローカル度が高まります。駅を出るとすぐ富山地方鉄道の「新黒部駅」が見えるので、ここからローカル電車に乗って、いよいよのんびり電車旅のはじまりです。
北陸の絶景を楽しむ黒部峡谷鉄道へ
「新黒部駅」から「宇奈月温泉駅」までは30分ほどです。川沿いを走るのでとても景色が良く、春であれば美しい新緑を楽しむことができるでしょう。また、ひとつひとつの駅がとってもレトロな雰囲気で、ついついたくさん写真を撮ってしまいます。ただし、本数は多くないので、新幹線との乗り継ぎなどを考えて時刻表はしっかり調べておくことをおすすめします。
「宇奈月温泉駅」に到着したら、黒部峡谷鉄道に乗り換えます。これは鉄道と言うよりもトロッコに近く、ほとんどの乗客が観光客です。本数はやはり多くないので、宇奈月温泉街をぶらぶらしたり、駅前に食事処がいくつかあるので、昼食をとっても良いと思います。いよいよトロッコに乗り込み、最後の旅程です。トロッコは山中をくねくねと走るため、自然との距離感も近く、黒部川の絶景を楽しむことができます。
北陸を電車で行く立ち寄りスポット、黒薙温泉
「黒薙駅」に着いたら下車して、ここから徒歩20分程度で黒薙温泉に到着です。こちらの温泉旅館はカジュアルな山小屋のような佇まいで、完全に屋外につくられた露天風呂はとても開放的な気分にさせてくれます。近くには立山などがあるため、登山の拠点とされている宿泊客も多くいます。廊下には登山靴がずらりと並び、山好きどうしで気軽におしゃべりできる雰囲気です。本格的な登山以外にも、黒部峡谷鉄道沿線には気楽なハイキングスポットがたくさんあるので、夫婦で温泉と自然を楽しみに来られている方もたくさんいらっしゃいます。
まとめ
さて、春におすすめの富山鉄道旅プランについて、ご紹介させていただきましたがいかがでしょうか?富山というと、アクセスが悪く、登山もハードなものがイメージされがちですが、素敵なローカル電鉄や温泉そして峡谷の絶景など魅力の多いエリアです。北陸新幹線に乗ったことのない方も、金沢しか行ったことがないという方も、ぜひ富山の魅力に触れてみませんか?
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